ALSとは、筋萎縮性 側索硬化症(キンイシュクセイ ソクサクコウカショウ)(Amyotrophic lateral sclerosis)のことで、日本で難病指定されている病気です。
(難病の患者に対する医療等に関する法律第5条第1項)
1.症状など
症状としては、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていくといったもので、筋肉ではなく、神経の障害によるもののようです。
遺伝するのかな?とか詳しい情報は、下記の難病情報センターよりご覧ください。
2.年間の統計
難病の統計は、厚生労働省の「衛生行政報告例」からです。
私が探した限りだと、エクセルをDLしないといけなかったので、面倒でしたが(指定難病の数が331もあるからでしょうが、、、)。。
それでは今回の統計は、だいたい、、、
難病患者総数は、90万人(人口比:0.72%)
ALS患者数は、1万人(人口比:0.008%)
患者数としてますが、厳密には指定難病の特定医療費の受給者証の所持者の数ですが、
どうですかね?これは思ったより多かったか少なかったか。
ほとんど100人に一人はいるような割合ですので、自分の町には確実にいると思っていいでしょうね。
今後何度も話していくかもしれないですけど、障害者や難病患者については、できる限りの手当てによって、最低限の生活が送れるように保障すべきでしょう。
理由は、誰でもその立場と「入れ替わる可能性」がある以上、それが保障されるべき、という発想です(ロールズかなんかでそんな話があったような)。
統計を通じて、「他人事ではない」感を持ってもらえたら幸いです。
[出典]
厚生労働省、「衛生行政報告例」平成30年度衛生行政報告例 統計表 年度報