だいたい統計 スージのメガネでミテみよう

およそで見てください。それでも興味は持ってください。永い目で見てください。

死因別でみる死亡者数

2018年の統計で死因別の死亡者数を見てみましょう。

一番注目なのは、「殺人(他殺)」で、

273人/1,362,470人 (0.02%

母数の136万人は2018年の死者数ですが、そのうち殺人によるものは273人ということです。

どうです?多いですか、少ないですか?。

 

個人的には、報道の割合のわりに少ない気がします。

例えば、実際の死因として一番多いガンが38万人(28%)に対する報道の量に対して比例していないじゃないかと思いますね。殺人報道より、ガン検診の報道をもっと増やした方が死者は減るんじゃないかとか(早期発見に役立ちますし)。

 

まぁ、今回統計を見るのは死因別に見てみることで、皆さんの「死」に対する感覚と比較してみてほしいというのがメインですので、いろいろな死因別の統計を見てみましょう。

それに、死因の数も大きく20種くらいに分けてられているので、どんなものがあるかも当たらな発見があるかもしれないですね。

 

それでは、死因別での死亡者数は、だいたい、、、

 

1.感染症結核、ウイルス性肝炎、HIVなど)

  〈24,000人(1%)〉

 

2.ガン(胃がん、肺がん、悪性リンパ腫白血病など)

  〈386,000人(28%)〉

 

3.造血器の疾患(貧血など)

  〈4,000人(0.3%)〉

 

4.糖尿病

  〈22,000人(1%)〉

 

5.脳血管性認知症

  〈22,000人(1%)〉

 

6.神経系の疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病など)

  〈48,000人(3%)〉

 

7.眼の疾患

  〈9人(0.0006%)〉

 

8.耳の疾患

  〈15人(0.001%)〉

 

9.循環器系の疾患(心不全心筋梗塞等の心疾患、脳梗塞や脳内出血等の脳血管疾患)

  〈352,000人(25%)〉

 

10.呼吸器系の疾患(肺炎、インフルエンザ、喘息など)

  〈191,000人(14%)〉

 

11.消火器系の疾患(肝疾患、胃潰瘍など)

  〈52,000人(3%)〉

 

12.皮膚の疾患

  〈2,000人(0.1%)〉

 

13.筋骨格の疾患

  〈8,000人(0.6%)〉

 

14.腎不全など

  〈39,000人(2%)〉

 

15.妊娠・分娩など

  〈33人(0.002%)〉

 

16.周産期の病態

  〈400人(0.03%)〉

 

17.先天的な染色体異常など

  〈2,000人(0.1%)〉

 

18.症状・所見で他に分類できないもの

  〈135,000人(0.9%)〉

 ここまで病気関係

 19.老衰

  〈109,000人(8%)〉

 

20.不慮の事故

  〈41,000人(3%)〉

 

21.自殺

  〈20,000人(1%)〉

 

22.殺人(他殺)

  〈273人(0.02%)〉

 

23.その他の死因

  〈7,000人(0.5%)〉

 

だいたいなんで、端数を切ったり、分類もざっくりとしてますが、

だいたいで見てもらえたらと思います。

 

やっぱり病気が多いですね。

病気には気を付けたいです。

 

 [出典]

厚生労働省、人口動態統計

平成30年(2018)人口動態統計(確定数)の概況|厚生労働省

第7表 死因簡単分類別にみた性別死亡数・死亡率(人口10万対)